グループホームじゃんけんぽん群馬町
介護福祉士 菊池 友樹

障害者施設での経験を活かして新たな挑戦!

小学校のころからおじいちゃんおばあちゃんと話すのが好きでした。福祉の勉強ができる高校に進学し、7年間勤めた身体・知的障害者支援施設を退職後は、半年間学校に通って介護福祉士の資格を取得しました。これまでの大きい施設とは異なる小さい事業所で働いてみたかったのと、もともと高齢者の介護に興味があり、「介護だけではなく他にも面白い活動をしている」と担任の先生から勧められたこともあってじゃんけんぽんに応募しました。高齢者介護に関してはまだまだ勉強中なので、先輩方から教えてもらいながら、徐々に利用者さんとも打ち解けてきているところです。これから先、利用者さんとどうやって信頼関係を築いていけるか不安もありますが、楽しみの一つでもあります。

少人数だからじっくり向き合って、家族の一員に。

入浴や食事などの介助については、前の現場と大きく変わるところはありません。一番の違いは、利用者さんとの関わり方です。少人数だからこそ、一人ひとりと向き合う時間を持つことができます。この人に合った支援は何だろうかと常に考えながら、利用者さんと深く関わり、信頼関係を築くことができます。また、利用者さんと職員が壁なく接していて、家族のようなほがらかな雰囲気で過ごしています。訪問でご自宅に行くとご飯を作ったり掃除をしたり、事業所の方ではみんなでご飯やおやつを食べて、一緒に出かけて「楽しいね」と言い合ったり、たまにはバカみたいな話をしたりして。利用者さんが一人ではでできないことを自分たちがお手伝いしサポートしながら、本当に家族の一員みたいに感じます。

職員みんなで考えてくれる、発言しやすい職場

じゃんけんぽんに来て、管理者を筆頭に、職員全員がチームになって利用者さんに向き合っているという印象を受けています。利用者さんの様子を共有し、自分自身もこの人のためにどんなケアができるか、常に考えて行動するよう心がけています。また、利用者さんのためにやりたいことを提案すると、「やってみようよ」とか、「それをやるにはこういう問題があるよね」と職員みんなで考えてくれるので、発言しやすい現場でもあります。その結果、ご家族から「じゃんけんぽんでお世話になってよかったです」とか、本人からも「あんたでよかった」という言葉をもらえるのは嬉しい瞬間です。福祉の仕事は自分に合っていると思うので、そういう一言一言を糧にして、できる限り続けていきたいと思っています。

インタビュー 2017/6