kuroiwa2

地域の人がつながる「みんなの居場所」に共感

大学卒業後は、高齢者施設で給食管理をしました。その後クリニックで栄養相談業務をしていましたが、結婚・退職し地元の新潟から群馬へやってきました。前の職場では、糖尿病の認知度を高めるためのNPOの立ち上げに関わり、院内ではなく公民館や地域センターなどで一般の人向けに糖尿病教室を行っていました。参加した方の口コミから徐々に周りに広まっていくところから、「つながり」の良さを感じていました。そのNPOとして糖尿病メニューが食べられる、町の中のカフェを作ろうとしていましたが、新潟にいる間は叶いませんでした。そして群馬に来て就職先を探しているときにじゃんけんぽんが目に留まり、地域の方が必要としていて、自分自身もやりたいと思っていた、「みんなの居場所」に込めた想いに共感し就職に至りました。

多くの方の想いがつながって一つのかたちになる喜び

じゃんけんぽんの配食サービスは、調理から配達まで、ボランティアさんが関わってくださるというところが大きな特色で、魅力を感じています。「ここでボランティアを続けたい!」と思えるじゃんけんぽん全体としての雰囲気や、キッチン内の人間関係、食事のメニューなどがあり、それが継続されている場所で自分が働けるのは嬉しいことです。職員やパートさん、ボランティアさんから、いろいろなアイディアが生まれてより良いものになっていくので、それがやりがいにつながるのだと思います。時々、お弁当配達サービスの利用者さんから「今日のごはん、おいしかったよ」とお電話をいただくことがあります。多くの方の想いがつながって一つのものができ、配達先である利用者さんから喜びの声を聞くことができるのは、私自身の一番の喜びであり、やりがいになっています。

その場で生まれた新しい意見から、より良いものを

管理栄養士という専門職ではありますが、上から指示を出したりものを言ったりするのではなく、現場の状況に応じて臨機応変に対応できるように心がけています。事前に考えて作ったメニューでも、当日になったら何かの理由でメニューとまったく同じようにはできないということもあります。そういう時には、その場で生まれた新しい意見を尊重するようにしています。自分よりも人生経験のある先輩の意見なので、そこで出たアイディアを尊重して方向づけていった方が、うまくいくように感じます。一人ひとりが考えを持って行動しているので、自分の脳みそだけではなくて他の人の脳みそも借りて、みんなでより良いものを作り上げ、新しいことにも挑戦していきたいです。