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福祉の入り口は、盲導犬訓練士になりたいという夢

 中学生の頃テレビ番組で盲導犬についての特集がきっかけで、盲導犬訓練士を目指していました。高校生の時にボランティア部に入部。障害者の施設に行ったことをきっかけに、福祉分野への興味が湧くようになり、将来、障害者福祉の仕事に就きたいと思っていました。高校卒業後は専門学校で社会福祉を学び、卒業後は、障害者施設に内定も決まっていましたが、当時母方の祖母が、80台後半であり、「この後おばあちゃんはどうなるのだろう」「福祉を学んでいる私ができることがあるのではないか」と思ったことをきっかけに、急遽、介護保険が始まる以前の特別養護老人ホームに就職。介助を実践から学び、4年後介護福祉士を取得しました。前職で、利用者さんを看取っりを経験し、育児に専念する為退職。その後、じゃんけんぽんに入社しました。

ご利用者さんの「心の友」になりたい

 ご利用者さんが介護保険をお使いになるということは「人生のラストスパート」の時期に入られたとも言えます。だからこそ、ご利用者さんと関わらせて頂けることに感謝しながら、「介助する・される」「年上・年下」という枠を超え、「ご利用者さんとともに考え、一緒に生きたい」と思う気持ちと、ご利用者さん、ご家族にとって、如何にこの時間を大切に過ごし、気持ちの良い最期の時間を過ごして頂くことができるかを大切にしています。私の「仕事」の捉え方は、ご利用者さんを敬い、心の友になりたいと思っています。このことは一方的な思いでは成り立ちません。「隣にいてもその人を邪魔することがない空気のような存在」になり、「あなたは隣にいていいよ」とお墨付きがもらえるように、日々仕事に努めています。

介護は、背の高い人が高いところにあるモノをとってあげるような仕事

 人が好きだと感じる人であれば、やりがいのある仕事です。一般的に介護現場は、私達介護スタッフが「何もできないお年寄りの面倒を見る」というイメージがありますが、「背の高い人が、高いところにあるモノをとってあげる様に、ちょっとできない部分をさりげなくお手伝いする」仕事です。人として当たり前の「思いやる心」を沢山感じながら、自分が人として成長でき、たくさんの大切なものが得られます。介護現場では、日々嬉しいことが起こります。笑った顔で「ありがとね」と言われたら、すべて洗い流されて心が軽く、温かくなります。日々毎日、何回も、数え切れないほどの「ありがとう」を言って頂けるそんな仕事です。その言葉に支えられています。そして、私達スタッフも、その「ありがとう」を返していきたいと日々思っています。