じゃんけんぽんに入職したきっかけ

居宅ケアマネとして働きたいと思い、前職を辞し、ハローワークで職探しをしていたときにじゃんけんぽんの求人を見つけました。じゃんけんぽんは以前から認知症ケアに力を入れている事業所として知っていました。自身の実母は認知症の診断を受け、グループホーム・特養などの施設でお世話になっています。それを契機に私も認知症ケア専門士への挑戦などを通し、認知症ケアへの興味があったこともじゃんけんぽん入職のきっかけとなりました。

やりがいに感じること・楽しいこと

現在、看護小規模多機能で働いています。ここは在宅で生活する利用者さんを支える施設ですが看護(医療)としての力を発揮できる特徴もあると思います。利用者・家族の生活に寄り添ったケアを計画したり、医療的なケアを実践したり様々な場面にやりがいを感じます。また、じゃんけんぽんは地域に根差したケアを提供していますが、その中で最期まで家で暮らすために何が必要か考えていくことも求められていると思います。私自身も年をとっても家で過ごしたいと思うので、自分自身のためにも地域創りをしたいし、何ができるかやっていきたいと思っています。

仕事で大切にしていること

看護師が基礎職であるからかもしれませんが、つい問題思考型になってしまいます(疾患で○○ができない、○○のリスクがあるなど)。利用者様ができることや笑顔でいられること、幸せそうな利用者の笑顔、その日常を家族の方と共有することで利用者・家族が「生きていてよかった」と思ってもらえる様なケア人でありたいと思います。それには、もっと利用者・家族のことを理解すること、もっと知ることが必要だと思いますが、それが難しいなあと思っています。

 

今後の目標

来年還暦を迎えます。じゃんけんぽん入職の時「じゃんけんぽんは定年はありません」と言われました。自分の体力と知力が続く限りできるだけ長く働きたいと思っています。自分はまだまだケアマネとしては未熟で知らないことが多くあります。私の周りには知識豊富な先輩が沢山いて目指す目標が目の前にあるのは本当に恵まれている状況です。末永く働いていける様、健康に注意しながらと思っています。

入職してからすべてが驚きで印象的です。利用者様それぞれの人生があって家々があってそのすべてを当たり前ととらえて人生に寄り添うケアを提供している。「そのひとりひとり、ひとつひとつの日々の選択があたりまえ」と先輩に言われ「そうだなあ」と思ったことを心にして働いています。

2022年10月掲載