じゃんけんぽんで働き始めたきっかけ

一番下の子供が中学生になり落ち着いたタイミングで、パートからフルタイムで働ける職場を探していました。その時に、知り合いを介して、居住支援という仕事を知りました。居住支援とは、アパートなどを借りることが難しい方の住まい探しのお手伝いをすることです。もともと経験のある不動産の仕事に興味があったこと、世の中の為や人の為に働きたいと思っていたこと等が一致したことで入職に至りました。

 

支援に携わる中でやりがいを感じるとき

住む所が無く困っている方が、地域にはたくさん居るということに驚きました。その方々とお会いしていくうちに、一人として状況は同じではなく、考え方も人それぞれで、それぞれの想いに対応した支援が必要であるということを感じます。様々な事情からアパート契約が難しい方もいらっしゃいます。そういった方が無事に入居されたときや、面談等でお話していく事で相談者の方が前向きになっていただけたときには、とてもやりがいを感じます。

 

これからの課題

支援をしていく中では、なかなか入居できる所が見つからないときや、相談者の方の気持ちがなかなか前向きになっていただくことが出来ず、時には行き詰ってしまうこともあります。居住支援は一人の力ではなかなかうまくいくものではなく、行政、不動産屋、福祉、様々な専門職の方々との協力が必要だと思います。それぞれの方が希望に近い住まいで生活できるよう、連携を取りながらより良い支援をしていけたらと思います。

 

インタビュー 2025/04