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人と接するのが好きであれば、介護の仕事をしてみたら?

 以前は、福祉とは畑違いの建設業やトラックドライバーをしていました。ある時、介護の仕事をしている母親から、「人と接するのが好きであれば、介護の仕事をしてみたら」と勧められ、介護の仕事に着くことになりました。小さい頃からおばあちゃんと一緒に暮らしており、幼稚園の送り迎えやゲートボールを教えてもらったこと、一緒に出かけたこともあり、優しくしてもらったことが記憶に残っています。そのためか、介護への転職は、思ったよりも抵抗はありませんでした。

山菜採りで甦える昔の記憶

 利用者さんが喜んでくれたりするときに、やりがいを感じます。5月頃、中之条の山荘にご利用者をお連れして「山菜採り」に行きました。歩くことがかろうじてできるご利用者さんと一緒に山菜を探しながら散策をしました。昔を懐かしみ、地面を這いながらも山菜を採ろうとする生き生きとした姿を見て、ご家族にも大変喜んで頂けました。食事の際、採りたての山菜を使った山荘での料理は、食べることの楽しさもおいしさも倍増するようで、グループホームでの食事よりもたくさん食べていらっしゃいました。帰ってきても、「外出ができてよかった」「また来年も行きたい」と来年のことも考えられているご利用者さんの姿を見ると、本当に一緒に行って良かったと感じます。グループホームでは、看取りまで行います。利用者さんによっては、最期までここで暮らす方もいらっしゃいます。最期の日まで、いろいろなお手伝いができ、最期の頑張りまで見届けることができこともやりがいとなる仕事です。

介助の悩みをベテラン職員のアドバイスで解決

 転職後初めの頃は、介助の仕方が分からずに悩んでいました。座ることが難しいご利用者さんやトイレで立位をとるのが難しいご利用者さんに対して、どのように介助すればよいのか分からず、試行錯誤の連続でした。また、お風呂では、皮膚が弱い方で衣類の着脱に抵抗を感じていらっしゃるご利用者さんにどのように介助をすればよいのか分からず、悩んで逃げてしまった時期もありました。その都度「やらなければ」と使命感に駆られ、利用者さんの体と自分の体にとって楽な介助の仕方をベテランの職員に聞きながら、勉強を続け、少しずつ介助ができるようになりました。以前の職場は、個人での仕事でしたが、介護の職場に転職をしてみて、個人プレーではなく、他の職員と協力し、少しでも良い介護を目指していきます。ひとりで仕事をしているのではないということを感じながら、お互いに連携を図ることでよりご利用者さんにも近づける仕事であると感じています。