この仕事に就こうと思ったきっかけ
高校を卒業してすぐは製造業の仕事をしていました。仕事が休みの日に重症心身障害児のキャンプなど福祉関係のボランティアに参加したことがあり、これが福祉の仕事に携わるきっかけでした。ボランティア活動を続ける中で、自身の性格にも合っている仕事だと感じ転職を決めました。
初めは知的障害者施設で働いていましたが、介護保険法が施行されたことに伴い、高齢者の介護に携わろうと分野を変えました。
地域に根差した取り組みをしているところに魅力を感じ、じゃんけんぽんに入職しました。定年が長いことなども入職の動機の一つです。
看護小規模多機能の魅力
これまで働いていた施設でも地域のお祭りなどに参加する機会はありましたが、今思うと視野が狭かったように感じます。
誰にとっても、末永く家にいられることは望みだと思います。自分も年をとったら、最後は自分の家で余生を過ごしたいという気持ちがあるので、在宅で生活されている方のいろいろな支援ができているのは良いことだと思っています。
やりがいに感じること
障害の施設でも思っていたことですが、普通の一般企業と違って、この支援をやれば終わりではなく、到達点がない仕事だと思っています。その人と関わりがある以上は職員みんなで考えて、最高のレベルの支援をするというのがやりがいだと思います。
自分自身にとっても利用者さんと関わることで視野が広がり、人生の教訓になります。
これからがんばっていきたいこと
高齢者の方にとってどういうことが楽しみなのか考えたときに「食べること」「寝ること」「お風呂」が一日一日の生活の中での楽しみだと思います。
利用者の方は食が細くなっていますが、どんなものが食べたいか、できるだけご本人の希望を聞いて昔から好きな物をさいごまで提供できるように工夫出来たらいいなと思っています。
インタビュー 2020/10